【6月 26日まで延長】平成29年度高等専門学校学生大洗原子力インターンシップ

6月16日に募集を締め切りましたが定員に達しませんでしたので、応募締切を6月26日まで延長致します。また、1校2名まで応募可能とします。尚、定員になり次第締め切ります。

東京電力(株)福島第一原子力発電所の廃止措置は今後30-40 年続くと予想されており、継
続的な対応には人材育成が欠かせません。またこれからの原子力安全の実現に向けた人材
育成が重要課題となっています。
学生の皆さんは原子力に興味が有っても研究や実務の具体的なイメージを描けない場合が多いかと思います。このインターンシップでは、原子力関連研究や実務の見学実習を通して、学生の皆さんが現場の具体的なイメージを描けるように指導します。皆様のご参加をお待ちしています。


平成28年度「高等専門学校学生原子力インターンシップ」集合写真
(東北大学ホットラボ玄関付近)

 

主催
東北大学金属材料研究所附属量子エネルギー材料科学国際研究センター
後援
日本原子力研究開発機構、日本原子力発電株式会社、東海村、大洗町
期間
平成29年8月21日(月)~ 8月25日(金)
場所
東北大学金属材料研究所附属量子エネルギー材料科学国際研究センター
茨城県東茨城郡大洗町成田町2145-2
参加費
無料。参加者には、旅費、宿泊費を支給します。
申し込み
参加ご希望の方は、学校の教務係でとりまとめ頂き、下記の参加者の情報を事務局までお知らせください。
1)氏名  2)性別  3)学科  4)学年  5)住所
募集人数
12名(原則1校1名)定員になり次第締め切ります。
締め切り
6月26日まで延長  6月16日(金)

お問合わせ

住所:〒311-1313
茨城県東茨城郡大洗町成田町2145-2
東北大学金属材料研究所
附属量子エネルギー材料科学国際研究センター
「高等専門学校学生大洗原子力インターンシップ」事務局
担当:小無、齋藤
TEL:029-267-3181  /  FAX:029-267-4947
E-mail:oarai-ss@imr.tohoku.ac.jp

高等専門学校学生原子力インターンシッププログラム(暫定版)

8月21日(月) 場所 東北大学 セミナー室

13:20-13:30 受付
13:30-13:40 開校挨拶
13:40-13:50 概要説明
13:50-14:05 学生自己紹介
14:05-14:20 事務連絡・休憩
[共通基礎講習] 
14:20-14:40 講義1「放射線の基礎」
14:40-15:20 講義2「原子スケールの材料の乱れを直接見る」
15:20-15:30 休憩
15:30-16:30 講義3「「極限」をめざすアクチノイド物性研究」)
16:30-16:40 休憩
16:40-17:00 管理区域立入に関する教育

8月22日(火)

[見学実習1]
場所 東北大学 ホットラボ棟、研究棟、アクチノイド棟
9:00-12:00 見学実習 場所 東北大学 ホットラボ棟、研究棟、アクチノイド棟
①ホットラボ棟見学実習
【計装化シャルピー衝撃試験、SEMによる破面観察、硬さ試験】
②研究棟見学実習
【陽電子消滅、3次元アトムプローブ、透過電子顕微鏡】
③アクチノイド棟見学実習
【アーク炉での合金作成のデモンストレーションと物性機器紹介】
12:00-13:00 昼食 (東北大セミナー室)
[施設見学]
原子力機構
13:00-17:00 高速実験炉「常陽」、高温工学試験研究炉(HTTR)等

8月23日(水)

[見学実習2]
場所 東北大学 ホットラボ棟、研究棟、アクチノイド棟
9:30-12:00  見学実習続き
12:00-12:50 昼食(東北大セミナー室)
12:50-13:00 集合写真(ホットラボ棟玄関)
[講義] 
13:00-13:40 講義4「原子力エネルギーと放射性物質」
13:40-14:00 講義5「原子炉を用いた材料照射研究」
[見学実習3] 
場所 東北大学 ホットラボ棟、研究棟、アクチノイド棟
14:00-17:00 見学実習続き
17:00-18:00 バス移動(大洗→東海)

8月24日(木)

[原子力関連施設見学]
施設見学  東海村関連施設
9:00-12:00 日本原電等
12:00-13:00 昼食(東海村産業・情報プラザ(アイヴィル))
成果まとめ
東海村産業・情報プラザ(アイヴィル)
14:00-17:00
懇親会
18:00-20:00 東海村産業・情報プラザ(アイヴィル)

8月25日(金)

成果発表
9:30-11:30 成果発表(東海村、大洗町関係者の参加)
11:30-12:00 閉会式

 

実施内容紹介

1.講義(平成28年度実施例)

講義1「放射線の基礎」
講義2「原子スケールの材料の乱れを直接見る」
講義3「「極限」をめざすアクチノイド物性研究」
講義4「原子力エネルギーと放射性物質」
講義5「原子炉を用いた材料照射研究」

2.見学実習

本インターンシップでは、原 子力関連研究や実務の見学実習を通して、学生が現場の具体的なイメージを描けるように指導します。

  1. 材料の計装化シャルピー衝撃試験、SEMによる破面観察等
  2. 材料の陽電子消滅測定・3次元アトムプローブ測定・透過電子顕微鏡
  3. 材料の透過電子顕微鏡
  4. アクチノイドのアーク炉での合金作成のデモンストレーションと物性機器紹介


透過電子顕微鏡見学実習

3.施設見学

原子炉をはじめとした普段見ることが出来ない施設の見学が出来ます。

1)高温工学試験研究炉HTTR(原子力機構)  ホームページ

高温ガス炉は、原子炉から非常に高い熱を取り出すためにヘリウムガス を利用しています。ヘリウムガスはとても安定した物質で、他の影響を受け にくく、放射化されません。高温でも安定しているため約1000℃という高い 熱でエネルギーを取り出すことができます。この高い熱を利用し、発電する ことと一緒に、環境にやさしい、次世代のエネルギーとして期待される水素 を、CO2を排出せずにつくることができます。

2) 高速実験炉「常陽」(原子力機構)  ホームページ

「常陽」は、燃料にウラン-プルトニウム混合酸化物(MOX)を用いた、ナトリウム冷却型の高速実験炉であり、昭和52年4 月(1977年4月)の初臨界達成から四半世紀を超えた運転実績を有しています。当初は増殖炉心(MK-I 炉心)で運転さ れ、熱出力50MWt、75MWtでの性能試験と運転により高速炉心やナトリウム冷却系の特性を把握し、蒸気発生器を除く 高速炉プラントの技術的経験を蓄積しました。その後、燃料・材料の照射試験用に熱出力100MWtの炉心(MK-II 炉心) に改造し、昭和58年(1983年)から運転を開始しました。

さらに、多種多様な照射試験をより効率的に行うため、照射スペースの拡大及び高中性子束化を図り、熱出力を
140MWtに増強し(MK-III炉心)、平成15年7月(2003年7月)から運転を開始しています。
また、昭和59年(1984年)からは、外部利用者にも高速中性子照射の機会を提供しています。

3)東海発電所 乾式キャスク貯蔵施設(日本原電)  ホームページ

使用済燃料を乾式キャスクに入れて貯蔵するた めの施設です。

この乾式キャスク貯蔵施設には、乾式キャスク24基(使用済燃料1464体分、約250トン・ウラン)を 貯蔵することができます。

乾式キャスクは、使用済燃料の発生にあわせ順次設置していくことにしています。

 

4.成果発表

最終日に班に分かれ、本インターンシップで学習したことの中から興味を持ったものについて取り上げ、それに対する各自 の見方、意見を述べる。尚、成果発表で次のテーマのいずれか(または両方)を議論に含めて発表します。

テーマ1:将来のエネルギーについて

テーマ2:東京電力福島第一原子力発電所事故からの復興について


高等専門学校学生原子力インターンシップでの成果発表

実験設備 研究課題申請大洗における宿泊施設
平成29年度 共同利⽤予定表