【HP更新】法令報告第2報の提出

研究棟排気筒の倒壊について

令和2年7月15日

東北大学金属材料研究所附属量子エネルギー材料科学国際研究センター

令和2年4月13日に本センターで発生した排気筒の倒壊について、原因の調査を行い、原因と対策をとりまとめて原子力規制委員会および関係する地方公共団体へ下記の内容を報告いたしました。

排気筒倒壊による施設内外への放射性物質の漏えいは確認されておりません。

近隣の皆様をはじめ関係者の皆様にご心配をおかけしましたことをお詫び申し上げます。

 

・概要

令和2年4月13日14時55分、研究棟排気筒が倒壊した。4月13日は暴風警報が発出されており、強風が続いていた(本事象発生時の10分間平均風速は15.6m/s)。倒壊による放射性物質の漏えい、被ばく、負傷者の発生はなかった。

・原因

排気筒基礎部と本体接合部の溶接が破断していたことで風荷重に対する強度が建設時より低下していた可能性が高く、そのような状況下で、強風によって補強ワイヤーの耐荷重を上回る力が生じたことが直接的な原因と考えられる。

・対策

排気筒再建にあたっては、次の2点の対策を施す。(1)接合部の強度に関しては現行の建築基準法(基準風速は10分間平均風速34m/s)に準拠し、長期の耐久性を持った設計および施工を行う。接合方法はボルト締めとし、保守管理が可能な構造とする。(2)排気筒に点検口を設け、定期的な点検と施設に影響を与えうる台風等の発生後の点検を行う。これら点検は排気筒の使用における最重要のホールドポイントとする。

水平展開として、本センターの設備・施設全般について詳細な調査と点検を行い、その結果に基づいてリスクと重要度を考慮した優先順位をつけて補修や点検項目の見直し等必要な対策を講じる。また、設備・施設の安全使用に関する品質管理を強化し、原子力に係る組織として安全文化の更なる醸成を行う。

以上

参照リンク:原子力規制委員会ホームページ

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